
電気料金だけでなく、料金体系や環境面まで比較して電力会社を選ぼう
電気料金を見直したいと考えたとき、「どの電力会社を選べばよいのか」「今の電力会社から切り替えるメリットはあるのか」と迷う方もいるでしょう。
2016年の電力小売全面自由化以降、家庭でもさまざまな電力会社や料金プランを選択できるようになりました。その一方で、基本料金や電力量料金だけでなく、燃料費などに関連する調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、契約条件など、確認すべき項目も複数あります。
そこで本記事では、オクトパスエナジーを最初に取り上げ、ほかの電力サービスと同じ基準で比較します。
料金体系だけでなく、次のようなポイントも確認していきます。
- 料金プランの特徴
- 基本料金・電力量料金などの料金体系
- 提供エリア
- 解約金などの契約条件
- 再生可能エネルギーに関する取り組み
- キャンペーン・特典
- サポートやサービスの特徴
- どのような利用シーンで検討しやすいか
電力会社は、単純に1kWhあたりの料金だけを比較すればよいとは限りません。
住んでいる地域や契約容量、毎月の電気使用量、使用する時間帯などによって実際の電気料金は変わります。また、料金プランによって燃料費などに関連する調整方法が異なる場合もあります。
そのため、現在の検針票や請求明細を手元に用意し、自宅の実際の使用条件で料金を比較することが大切です。
この記事では、電気料金を見直したい方や、大手電力会社などから別の電力会社への切り替えを検討している方が、自分に合ったサービスを判断するための材料を整理します。
オクトパスエナジー

オクトパスエナジーとは
オクトパスエナジーは、英国発のエネルギー企業「Octopus Energy」と東京ガスによって設立されたTGオクトパスエナジー株式会社が、日本で展開している電力サービスです。
日本では2021年に事業を開始しています。
海外で培ってきたエネルギー事業とテクノロジーのノウハウに加え、日本のエネルギー事業で実績を持つ東京ガスとの合弁という点が、国内におけるオクトパスエナジーの特徴の一つです。
オクトパスエナジーでは、テクノロジーを活用した電力サービスに加え、環境価値を取り入れた料金プランを展開しています。
代表的な「グリーンオクトパス」は、非化石証書を組み合わせることで実質再生可能エネルギー100%として提供されているプランです。
ここで注意したいのが、「実質再生可能エネルギー100%」という言葉の意味です。
これは、家庭に送られてくる電気そのものがすべて太陽光や風力などから直接発電された電気という意味ではありません。
オクトパスエナジーでは、対象プランについて再生可能エネルギー指定の非化石証書を利用することで、環境価値を付加しています。
電源構成については公式サイトで情報が公開されているため、環境面を重視して電力会社を選びたい場合は、料金だけでなく電源構成や非化石証書の使用状況も確認するとよいでしょう。
※非化石価値取引市場などの状況によっては、「実質再生可能エネルギー」「CO2排出量実質ゼロ」にならない場合がある旨も公式サイトで案内されています。
オクトパスエナジーの特徴
オクトパスエナジーを比較検討する際は、主に「料金プラン」「環境面」「契約条件」「サポート」の4点を確認すると特徴を把握しやすくなります。
実質再生可能エネルギー100%の料金プランを展開
オクトパスエナジーの特徴として挙げられるのが、環境価値を取り入れた電力プランです。
代表的な「グリーンオクトパス」では、非化石証書を利用することによって実質再生可能エネルギー100%の電気として提供されています。
電力会社を比較するとき、料金を重視する方は多いでしょう。
しかし現在では、
「電気料金を見直しながら環境面についても考えたい」
「再生可能エネルギーに関連した電力プランを選択肢に入れたい」
という観点から電力会社を探す方法もあります。
こうした場合、オクトパスエナジーは比較対象に加えやすいサービスの一つです。
ただし、環境価値の仕組みや電源構成はプランによって確認する必要があります。契約する際は、希望するプランの最新の電源構成・非化石証書の使用状況を公式サイトで確認してください。
テクノロジーを活用したサービス運営
オクトパスエナジーは、エネルギー事業とテクノロジーを組み合わせたサービス運営を特徴としています。
ASP情報では、独自開発のテクノロジープラットフォームを活用し、効率的で柔軟なカスタマーサポートを行っていることが訴求されています。
電力会社を選ぶときは料金だけに目が向きやすいものの、契約後は請求内容の確認、引っ越し、契約変更などで問い合わせが必要になる可能性があります。
そのため、サポート体制も比較項目の一つとして確認しておきたいポイントです。
オンラインで切り替え手続きを進められる
オクトパスエナジーでは、オンラインから料金の確認や申し込みを行えます。
現在の住居でほかの電力会社からオクトパスエナジーへ切り替える場合、現在契約している電力会社の情報などが必要になります。
公式サイトでは、最新の電気の検針票を用意すると手続きを進めやすいと案内されています。
また、通常の電力会社切り替えでは、オクトパスエナジーへの申し込み後に現在の電力会社へ自分で解約連絡する必要はないと案内されています。
ただし、引っ越しの場合は現在利用している電力会社への解約手続きが必要になる場合があるため、通常の切り替えと混同しないよう注意しましょう。
解約金・解約手数料が設定されていない
公式サイトでは、オクトパスエナジーについて解約金・解約手数料なしと案内されています。
電力会社を切り替える際、「一度契約すると解約時に高額な費用が発生するのではないか」と心配する方にとって確認しておきたいポイントです。
ただし、契約条件や料金プランは今後変更される可能性があります。
申し込み前には、最新の電気需給約款や料金メニュー定義書などを確認してください。
オクトパスエナジーの料金
オクトパスエナジーの料金を確認するときに注意したいのが、全国一律の金額ではないという点です。
電気料金は供給エリアや契約プラン、契約容量、電気使用量などによって異なります。
そのため、「オクトパスエナジーなら毎月○円安くなる」と一律に判断することはできません。
比較する場合は、自宅の郵便番号や電気使用量などを利用して公式サイトで料金を確認する方法が分かりやすいでしょう。
グリーンオクトパス
グリーンオクトパスは、オクトパスエナジーを代表する料金プランの一つです。
公式情報では、非化石証書を組み合わせることによって、実質再生可能エネルギー100%の電気として提供されています。
料金については地域ごとに設定されるため、現在契約している電力会社との比較では、次の項目を確認することが重要です。
- 基本料金
- 電力量料金
- 燃料費などに関連する調整額
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
- 割引・キャンペーンの適用条件
- 現在の月間・年間使用量
特に注意したいのが、広告などに表示された一部分の単価だけで判断しないことです。
最終的な電気料金には複数の項目が関係します。
現在利用している電力会社の検針票と、オクトパスエナジーの料金シミュレーション結果を比較すると判断しやすくなります。
シンプルな料金体系のプランが提供される場合もある
オクトパスエナジーでは、時期や地域によって複数の料金プランが案内される場合があります。
過去には、基本料金0円で一定期間の電力量料金単価を固定する「シンプルオクトパス」なども案内されています。
ただし、提供対象エリアや新規申し込みの受付状況、料金単価などは変更される可能性があります。
過去に掲載された料金やプランを現在も利用できるとは限らないため、契約時点で公式サイトに表示されるプランを確認してください。
電気料金は現在の契約と比較して判断することが重要
オクトパスエナジーへの切り替えを検討するときに、「今より電気代が安くなるのか」が気になる方は多いでしょう。
しかし、電気料金については利用条件によって結果が変わります。
たとえば、
- 一人暮らしで電気使用量が少ない家庭
- 在宅時間が長い家庭
- 複数人で暮らしている家庭
- オール電化住宅
- 夏や冬にエアコンを長時間使用する家庭
では、電気の使い方が大きく異なります。
現在契約しているプランによっても比較結果は変わるため、特定の電力会社がすべての家庭で割安になるとは限りません。
電気料金の見直しを目的としている場合は、直近1か月だけではなく、可能であれば過去1年間程度の電気使用量を確認すると比較しやすくなります。
夏と冬は冷暖房の利用によって電気使用量が増える家庭もあるためです。
年間の使用量を確認しながら料金を試算すれば、生活スタイルに合ったプランなのかを判断する材料が増えます。
オクトパスエナジーのおすすめポイント
電気料金と環境面をあわせて検討できる
オクトパスエナジーは、料金だけではなく、実質再生可能エネルギー100%のプランを比較したい方にとって検討しやすい電力サービスです。
「環境面には関心があるものの、料金についてもしっかり比較したい」という場合には、現在契約しているプランと料金シミュレーションを比較してみるとよいでしょう。
契約時の負担を確認しやすい
公式サイトでは解約金・解約手数料なしと案内されています。
電力会社の切り替えでは、料金単価だけでなく、
「契約期間に縛りがあるか」
「解約すると費用が発生するか」
といった契約条件も重要です。
こうした条件まで含めて比較することで、契約後のミスマッチを減らしやすくなります。
サポート体制も重視している
ASP情報では、利用者ごとのサポートチームによる対応も特徴として紹介されています。
電気は日常生活に欠かせないサービスだからこそ、料金だけではなく、問い合わせ方法やサポート体制について確認しておくことも大切です。
キャンペーン・特典
オクトパスエナジーでは、新規契約者向けの割引や紹介制度などが実施される場合があります。
キャンペーンは申し込み経路、対象プラン、申込期間、供給開始条件などによって適用可否が変わる場合があります。
また、過去に実施されていたキャンペーンが終了しているケースもあります。
そのため、キャンペーンを理由に申し込む場合は、
- キャンペーン期間
- 対象料金プラン
- 対象エリア
- 割引金額
- 割引される時期
- 適用条件
- 対象となる申し込みページ
を確認してください。
キャンペーン・料金に関する情報は掲載時点のものです。最新の料金、特典内容、適用条件はオクトパスエナジー公式サイトをご確認ください。
このような利用シーンで比較しやすい
オクトパスエナジーは、次のような条件で電力会社を探している場合に比較候補へ加えやすいサービスです。
電気料金を見直したい
現在利用している大手電力会社などの料金と比較し、固定費を見直したい場合です。
ただし、切り替えによって料金が下がるかどうかは契約内容や使用量によって異なります。
まずは現在の検針票を確認し、同程度の電気使用量を前提として比較しましょう。
再生可能エネルギーに関連するプランを検討したい
料金だけでなく、環境価値も電力会社選びの基準にしたい場合です。
実質再生可能エネルギー100%の仕組みを理解したうえで、電源構成や非化石証書の使用状況なども比較すると選びやすくなります。
オンラインで電力会社を切り替えたい
店舗へ出向くのではなく、Web上で料金を確認して申し込みを進めたい場合にも候補になります。
現在契約中の電力会社から切り替える場合は、検針票など契約情報が分かるものを準備しておくと手続きを進めやすくなります。
切り替える前に確認したいポイント
オクトパスエナジーには特徴がありますが、申し込み前に確認しておきたい点もあります。
まず、料金がすべての家庭で現在より安くなるわけではありません。
地域、契約容量、電気使用量、現在利用している料金プランなどによって比較結果は変わります。
また、電力料金プランは変更されることがあります。
インターネット上の過去の記事で紹介されている料金単価やキャンペーンではなく、申し込み時点の公式情報を確認することが重要です。
さらに、実質再生可能エネルギー100%という表示についても、実際の電源構成と環境価値を証明する非化石証書の仕組みを区別して理解しておきましょう。
オクトパスエナジー公式サイトでは電源構成と非化石証書の使用状況が公開されています。
オクトパスエナジーは料金と環境面の両方を比較したい方の選択肢
オクトパスエナジーは、東京ガスと英国のOctopus Energyによる合弁会社が日本で提供している電力サービスです。
実質再生可能エネルギー100%の料金プランを展開していることに加え、オンラインでの申し込みやテクノロジーを活用したサービス運営などを特徴としています。
また、公式サイトでは解約金・解約手数料なしと案内されています。
一方、実際の電気料金は地域や契約内容、電気使用量などによって変わります。
そのため、
「オクトパスエナジーだから安い」と判断するのではなく、現在契約している電力会社と同じ使用条件で比較することが重要です。
料金とともに環境面や契約条件、サポートなども確認したい方にとって、有力な比較候補の一つといえるでしょう。
※料金・キャンペーン・料金プラン・提供条件等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
オクトパスエナジーと比較したい電力サービス
オクトパスエナジーを検討する際は、現在契約している地域の大手電力会社や、新電力の料金プランと比較すると、自分の電気の使い方に合っているか判断しやすくなります。
ここでは比較対象として、東京電力エナジーパートナー、ENEOSでんき、Looopでんき、idemitsuでんきを取り上げます。
なお、電力会社によって料金の計算方法や提供エリアが異なるため、単純な料金単価だけで優劣を判断することはできません。
また、地域によって料金が異なるサービスがあります。以下では代表的な料金プランや特徴を中心に整理します。
料金・キャンペーン・契約条件等は掲載時点から変更される場合があります。契約を検討する際は各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
東京電力エナジーパートナー

東京電力エナジーパートナーの概要
東京電力エナジーパートナーは、東京電力グループで小売電気事業などを行う会社です。
関東エリアで電力会社を比較する場合、現在東京電力エナジーパートナーを利用していて、オクトパスエナジーなどへの切り替えを検討している方もいるでしょう。
一般家庭向けには複数の料金プランがあります。
そのなかでも「従量電灯B」は、従来から提供されている家庭向けの代表的な規制料金プランです。
特徴
従量電灯Bでは、契約アンペアに応じた基本料金と、使用した電力量に応じた電力量料金を組み合わせて料金が計算されます。
電力量料金は3段階に分かれており、使用量が増えるにつれて適用される料金単価が変わる仕組みです。
市場価格に応じて30分ごとなどに電力量料金が直接変動する市場連動型プランとは料金構造が異なります。
現在従量電灯Bを利用している場合は、検針票やWeb上の契約情報を確認すると、契約アンペアや使用電力量を把握できます。
オクトパスエナジーなどへの切り替えを検討するときの比較基準として利用するとよいでしょう。
料金
東京電力エリアの従量電灯Bでは、基本料金が契約アンペアによって設定されています。
掲載時点で公式サイトに表示されている税込料金は、10Aが311.75円、30Aが935.25円、40Aが1,247.00円、60Aが1,870.50円です。
電力量料金は、
- 最初の120kWhまで:1kWhあたり29.80円
- 120kWh超300kWhまで:1kWhあたり36.40円
- 300kWh超:1kWhあたり40.49円
と案内されています。
ただし、実際の請求額はこれらだけで決まるものではありません。燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金なども関係します。
そのため、オクトパスエナジーと比較するときは、電力量料金の単価だけではなく、最終的な請求額を構成する項目を確認する必要があります。
おすすめポイント
東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bは、従来からある料金プランを基準として電気料金を確認したい場合に比較しやすいプランです。
時間帯によって電力量料金の単価が変わるプランではないため、電気を使用する時間を細かく調整することを前提としない料金体系を希望する場合にも確認しやすいでしょう。
また、現在従量電灯Bを利用している場合には、実際の請求額を基準として他社への切り替え前後を比較できます。
キャンペーン・特典
東京電力エナジーパートナーでは、契約するサービスや時期によってキャンペーンなどが実施される場合があります。
ただし、従量電灯Bそのものの料金と、自由料金プランや電気・ガスなどを対象としたキャンペーンは分けて確認する必要があります。
キャンペーンを利用する場合は、対象となる料金プラン、申込期間、適用条件などを公式サイトで確認してください。
利用シーン
東京電力エリアで従来型の料金プランを利用したい場合や、現在の電気料金を他社と比較する基準を確認したい場合に検討できます。
特に、現在東京電力エナジーパートナーを契約している方がオクトパスエナジーへの切り替えを考える場合には、直近の請求額だけではなく年間の電気使用量を確認して比較すると判断しやすくなります。
東京電力エナジーパートナーのまとめ
東京電力エナジーパートナーには複数の料金プランがあり、従量電灯Bは契約アンペアに応じた基本料金と3段階の電力量料金を組み合わせる仕組みです。
オクトパスエナジーなどと比較するときは、「現在支払っている金額」を確認できる基準として活用できます。
料金プランによって仕組みが異なるため、現在の契約プランを確認してから比較しましょう。
※料金・料金プラン・キャンペーン等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
ENEOSでんき

ENEOSでんきの概要
ENEOSでんきは、ENEOS Powerが提供している電力サービスです。
家庭向けの料金プランを複数の地域で提供しており、地域ごとに料金プランや料金単価が設定されています。
東京電力エリアでは、一般家庭向けの「東京Vプラン」などが用意されています。
オクトパスエナジーと同様に、地域の大手電力会社以外を含めて電気料金を見直したい場合の比較候補になります。
特徴
ENEOSでんきの東京Vプランは、使用量に応じて電力量料金の単価が変わる3段階制を採用しています。
また、ENEOSでんきでは、対象となるポイントサービスやENEOSカードなどと組み合わせた特典が用意される場合があります。
そのため、電気料金そのものに加えて、普段利用しているサービスとの組み合わせも比較材料になります。
ただし、ポイントやカード特典については適用条件があります。
電気料金だけを比較した場合と、特典を含めて比較した場合で判断が変わる可能性があるため、自分が実際に利用できる特典なのかを確認することが重要です。
料金
ENEOSでんきは地域ごとに料金が異なります。
東京電力エリア向けの東京Vプランでは、契約アンペアに応じて基本料金が設定され、電力量料金は使用量に応じた3段階方式です。
実際の電気料金には、基本料金・電力量料金のほか、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが関係します。
そのため、オクトパスエナジーと比較する場合も、単純に基本料金や1kWhあたりの単価だけを比較するのではなく、同じ使用量を前提として試算することが重要です。
特に、電気使用量が多い家庭と少ない家庭では比較結果が変わる場合があります。
おすすめポイント
ENEOSでんきは、電気料金に加えてポイントやENEOS関連サービスとの組み合わせを確認したい方が比較しやすい電力サービスです。
公式サイトでは、一般家庭向けVプランについて、電気使用量が多い家庭やポイントを貯めている方、ENEOSのガソリンスタンドを利用する方などを利用者像として案内しています。
ただし、利用できる特典や条件は契約内容によって異なるため、「特典があるから」という理由だけで判断せず、電気料金を含めた総合的な比較を行いましょう。
キャンペーン・特典
ENEOSでんきでは、時期によってキャンペーンや各種特典が提供される場合があります。
また、継続利用を条件とする割引制度が案内される場合もあります。
こうした割引を利用する場合は、割引額だけではなく、
- 適用期間
- 契約期間
- 対象プラン
- 途中解約時の条件
- 対象地域
などを確認することが大切です。
特に一定期間の利用を前提とした割引については、通常契約とは条件が異なる可能性があります。
最新のキャンペーンや割引条件については公式サイトをご確認ください。
利用シーン
電気使用量が比較的多い家庭や、普段利用しているポイントサービスなどと電力契約を組み合わせて検討したい場合に比較候補となります。
オクトパスエナジーと比較する場合には、実質再生可能エネルギー100%のプランなど環境面を重視するのか、ポイント・カード特典を含めて検討するのかによって注目する項目が変わります。
ENEOSでんきのまとめ
ENEOSでんきは、地域ごとの家庭向け料金プランに加えて、ポイントやカードなどの特典を組み合わせて検討できる電力サービスです。
料金については使用量や地域によって変わるため、オクトパスエナジーとの比較では同じ契約条件・使用量で試算することが重要です。
※料金・キャンペーン・特典等は掲載時点から変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
Looopでんき

Looopでんきの概要
Looopでんきは、Looopが提供する電力サービスです。
家庭向けには「スマートタイムONE(電灯)」が提供されています。
オクトパスエナジーや地域の大手電力会社の一般的な従量制プランと比較するときに、特に理解しておきたいのが市場連動型の料金体系です。
電気を使う時間を意識して料金を管理したい場合には比較候補になりますが、市場価格が料金に関係する仕組みについて理解してから検討する必要があります。
特徴
スマートタイムONE(電灯)は、市場価格の動きが料金に反映される市場連動型のプランです。
電力市場の価格は常に同じではなく、時間帯などによって変動します。
そのため、市場価格が低い時間帯へ電気使用を移すことで料金を抑えやすくなる場合がある一方、市場価格が高い時間帯に多く電気を使用すると負担が大きくなる可能性もあります。
一般的な3段階制の料金プランとは料金の考え方が大きく異なる点に注意が必要です。
Looopでんきではアプリなどを利用して電気料金に関する情報を確認できる仕組みも提供しています。
料金
スマートタイムONE(電灯)は市場連動型であるため、固定された電力量料金単価だけを見て比較するタイプのプランではありません。
電気料金には、市場価格に関連する料金や制度対応費など複数の要素が関係します。
そのため、オクトパスエナジーや東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bなどと比較する際は、料金表の数字を横に並べるだけでは十分ではありません。
「いつ電気を使うことが多いのか」という生活スタイルまで考慮する必要があります。
市場価格が変動する料金プランには、価格が低い時間帯を活用できる可能性がある一方で、市場価格が上昇した際に電気料金へ影響するリスクがあります。
契約前には料金計算方法を公式サイトで確認しておきましょう。
おすすめポイント
Looopでんきは、電気料金が時間帯などによって変わる仕組みを理解したうえで、電気を使用する時間を工夫したい場合に比較しやすいサービスです。
たとえば、洗濯乾燥機や食器洗い乾燥機など、使用時間をある程度調整できる家電が多い家庭では、市場価格を確認しながら利用時間を検討する方法があります。
一方、在宅勤務などで電気を使う時間を変更しにくい場合には、実際の生活スタイルを想定して比較することが重要です。
キャンペーン・特典
Looopでんきでは、時期によって各種キャンペーンが実施される場合があります。
また、スマートタイムONE(電灯)には、利用状況などに応じた割引制度が設けられる場合があります。
キャンペーンや割引制度は変更される可能性があるため、申し込み時には対象条件と適用期間を公式サイトで確認してください。
利用シーン
Looopでんきは、次のような場合に比較しやすいサービスです。
- 市場連動型プランの仕組みを理解して利用したい
- 電気を使う時間をある程度調整できる
- アプリなどで料金情報を確認しながら電気を利用したい
- 一般的な従量制とは異なる料金体系も比較したい
反対に、毎月の料金単価について市場価格の影響を受ける仕組みを避けたい場合には、その点を踏まえてほかの料金プランと比較する必要があります。
Looopでんきのまとめ
LooopでんきのスマートタイムONE(電灯)は、市場連動型という料金体系が大きな特徴です。
オクトパスエナジーと比較するときは、料金の数字だけでなく、料金がどのような仕組みで変動するのかを確認することが重要です。
電気の使用時間を調整しやすい生活スタイルであれば比較候補になりますが、市場価格が上昇する可能性も含めて検討しましょう。
公式サイトでは、スマートタイムONE(電灯)について契約期間の縛りがなく、解約手数料0円と案内されています。
※料金体系・割引・キャンペーン等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
idemitsuでんき

idemitsuでんきの概要
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電力サービスです。
家庭向けには「Sプラン」のほか、オール電化住宅向けのプランなどが用意されています。
さらに、環境面を意識して電力サービスを選びたい場合に確認できるオプションも提供されています。
オクトパスエナジーと比較する場合は、通常の電気料金だけでなく、自動車関連の特典や環境配慮型オプションなども比較項目になります。
特徴
一般家庭向けのSプランは、地域の電力会社の従量電灯などからの切り替えを想定した料金プランです。
また、idemitsuでんきでは、自動車の利用状況に応じて選択できる特典が用意されています。
ガソリン車だけでなく、電気自動車を利用している場合なども含め、対象条件に応じた特典を確認できます。
さらに、環境配慮型のオプションとして「グリーンプラス(CO2フリー)」などが案内されています。
そのため、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスと比較する際には、環境価値をどのような仕組みで提供しているかについても確認するとよいでしょう。
料金
idemitsuでんきのSプランは、供給エリアによって料金設定が異なります。
地域の大手電力会社の従量電灯と比較する場合、電気使用量によって料金差が変わる可能性があります。
公式サイトでも、燃料費調整額やその他割引の適用状況などによっては、切り替え後に料金面でメリットが生じない場合がある旨が案内されています。
これは電力会社を比較するときに重要なポイントです。
広告などに掲載された年間の節約例だけで判断せず、自宅の電気使用量で試算する必要があります。
おすすめポイント
idemitsuでんきは、電気料金だけではなく、自動車関連の特典を含めて固定費を比較したい場合に検討しやすいサービスです。
また、通常の家庭向けプランだけではなく、オール電化住宅向けプランや環境配慮型オプションも用意されています。
そのため、
「現在の従量電灯から切り替えたい」
「オール電化住宅に対応したプランを確認したい」
「環境面も比較したい」
といった目的に応じて料金プランを確認できます。
キャンペーン・特典
idemitsuでんきでは、自動車の利用状況などに応じた特典が提供されています。
ただし、対象となる車両やサービス、割引額、適用条件などは確認が必要です。
また、新規申し込みを対象としたキャンペーンが実施される場合もあります。
キャンペーンや特典を含めて比較する場合は、一時的な特典と毎月の電気料金を分けて考えることが重要です。
契約初年度だけではなく、継続利用した場合の費用も確認しましょう。
利用シーン
idemitsuでんきは、自動車を日常的に利用しており、電気と自動車関連の特典をまとめて比較したい場合に検討しやすいサービスです。
また、オール電化住宅向けの料金プランを探している場合や、CO2フリーに関連するオプションも比較したい場合には確認しておきたい選択肢です。
オクトパスエナジーとの比較では、環境面を料金プランそのものに求めるのか、オプションを含めて選択するのかという違いにも注目すると判断しやすくなります。
idemitsuでんきのまとめ
idemitsuでんきは、一般家庭向けのSプランに加え、オール電化向けプランや環境配慮型オプションなどを提供しています。
自動車関連の特典もあるため、電気料金だけでなく普段の自動車利用を含めてサービスを比較したい場合に候補となります。
実際の料金差は使用量や地域、燃料費調整額などによって変わるため、自宅の条件で試算して判断しましょう。
※料金・料金プラン・特典・キャンペーン等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
ここまで見てきたように、電力会社はそれぞれ料金体系や付帯サービスが異なります。
オクトパスエナジーは実質再生可能エネルギー100%のプランなどが特徴である一方、東京電力エナジーパートナーには従来型の規制料金、ENEOSでんきやidemitsuでんきには関連サービスと組み合わせた特典、Looopでんきには市場連動型という特徴があります。
したがって、「どこが一番よいか」という順位で考えるのではなく、自宅の電気使用量と生活スタイルに対して、どの料金体系・サービス内容が合っているかを比較することが大切です。
次章では、これらのサービスを同じ項目で一覧にした比較表を作成したうえで、電力会社を選ぶときに確認したいポイントを詳しく解説します。
オクトパスエナジーと電力会社を比較
ここまで紹介した5つの電力サービスについて、主な違いを同じ基準で整理します。
電力会社を比較するときは、基本料金や電力量料金だけを見るのではなく、料金の決まり方、環境面、契約条件、特典などもあわせて確認することが重要です。
主な比較表
| 比較項目 | オクトパスエナジー | 東京電力エナジーパートナー | ENEOSでんき | Looopでんき | idemitsuでんき |
|---|---|---|---|---|---|
| 主な比較対象プラン | グリーンオクトパスなど | 従量電灯Bなど | Vプランなど | スマートタイムONE(電灯) | Sプランなど |
| 料金の特徴 | エリア・プランごとに設定 | 契約アンペア+3段階の電力量料金 | エリアごとの基本料金・電力量料金 | 市場連動型 | エリアごとの料金設定 |
| 基本料金 | プラン・エリアによる | 契約アンペアに応じて設定 | エリア・契約容量による | 料金計算方法が一般的な従量制と異なる | エリア・契約内容による |
| 電力量料金 | プラン・エリアによる | 使用量に応じた3段階制 | 使用量に応じた段階制のプランあり | 電源料金が30分ごとに変動 | 使用量に応じた段階制のプランあり |
| 環境面の特徴 | 実質再生可能エネルギー100%のプランあり | プラン・電源構成を確認 | 電源構成等を確認 | 再生可能エネルギー事業にも取り組む | CO2フリー関連オプションあり |
| 解約条件 | 公式サイトでは解約金・事務手数料なしと案内 | プランごとに確認 | 契約内容・割引制度ごとに確認 | スマートタイムONEは解約手数料0円と案内 | プラン・特典ごとに確認 |
| 特典等 | 時期・申込経路により実施される場合あり | 時期・プランによる | ポイント・カード関連特典など | 時期によりキャンペーン等あり | 自動車関連特典など |
| 特に確認したい点 | 使用条件での料金試算、環境価値の仕組み | 現在の契約プランと料金 | 特典の適用条件 | 市場価格変動の影響 | 自動車特典やプラン条件 |
※上表は各サービスの特徴を把握するための概要です。料金プラン、単価、キャンペーン、契約条件等は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
電気料金だけで比較しないことが重要
電力会社を切り替える目的として、電気料金の見直しを挙げる方は少なくありません。
しかし、「1kWhあたりの単価が低い会社を選べばよい」とは限らない点には注意が必要です。
毎月の電気料金には、契約している料金プランによって複数の要素が関係します。
たとえば、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、契約アンペアに応じた基本料金と、使用量によって変わる3段階の電力量料金が設定されています。
掲載時点では、30Aの基本料金は935.25円、40Aでは1,247.00円です。
電力量料金は、
- 最初の120kWhまで:29.80円/kWh
- 120kWh超300kWhまで:36.40円/kWh
- 300kWh超:40.49円/kWh
となっています。
一方、LooopでんきのスマートタイムONE(電灯)は、市場連動型の料金プランです。
電源料金が30分ごとに変動するため、一般的な従量制プランと同じ方法で単価を比較することはできません。
このように、料金表に表示されている数字だけではなく、どのような仕組みで毎月の料金が決まるのかまで理解する必要があります。
電力会社を選ぶときに確認したい7つのポイント
1.現在の電気使用量を確認する
電力会社を比較する前に、まず現在の電気使用量を確認しましょう。
検針票や契約している電力会社のWebサイト・アプリなどから、
- 契約アンペアまたは契約容量
- 毎月の使用電力量
- 毎月の請求額
- 現在の料金プラン
などを確認できます。
特に重要なのが、年間を通した使用量を見ることです。
たとえば、春や秋は200kWh程度でも、夏や冬には400kWh以上使用する家庭もあります。
1か月だけを基準に比較すると、年間では想定していた結果と異なる場合があります。
可能であれば、過去12か月程度の電気使用量を確認して比較するとよいでしょう。
2.基本料金と電力量料金を分けて確認する
電気料金は、サービスによって基本料金の設定方法が異なります。
契約アンペアに応じて基本料金が変わるプランもあれば、基本料金を設定していないプランもあります。
また、電力量料金についても、
- 使用量に応じて単価が上がる段階制
- 一律単価
- 時間帯別料金
- 市場価格に連動する料金
などがあります。
そのため、
「基本料金0円だから安い」
「1kWhの単価が低いから安い」
と一つの要素だけで判断するのは適切ではありません。
現在の電気使用量を当てはめ、最終的な請求額がどの程度になるか確認することが大切です。
3.燃料費などに関する調整額を確認する
電力会社の比較で見落としやすいのが、燃料費などに関連する調整項目です。
電気料金は基本料金と電力量料金だけで構成されているとは限りません。
各社の料金計算方法によって、燃料価格や電力市場価格などに関連する調整額が含まれる場合があります。
東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、公式サイト上で燃料費調整額を加算または差し引いて電気料金を算定すると案内されています。
一方、市場連動型プランでは市場価格の変動が料金へ反映されます。
したがって、料金比較サイトなどに掲載されている基本料金と電力量料金だけでは、実際の請求額を正確に判断できないケースがあります。
比較するときは、
「料金単価」ではなく「同じ使用条件での請求見込み額」
を見ることを意識しましょう。
4.解約金や契約期間を確認する
料金だけでなく契約条件も重要です。
電力会社によっては、
- 最低利用期間
- 契約期間
- 解約金
- 解約手数料
- 長期契約を条件とした割引
などが設定される場合があります。
オクトパスエナジーは公式サイトで、解約金・事務手数料なしと案内しています。
LooopでんきのスマートタイムONEについても、解約手数料0円と案内されています。
一方、ENEOSでんきには一定期間の利用を前提とした割引制度があります。
割引を利用する場合には、割引額だけでなく、途中で契約を変更・終了するときの条件まで確認しましょう。
引っ越しの予定がある場合などは、契約期間の縛りがあるかどうかも比較ポイントになります。
5.キャンペーンは通常料金と分けて考える
電力会社では、新規契約キャンペーンや紹介特典などが実施されることがあります。
キャンペーンによって初年度の負担を抑えられる場合がありますが、キャンペーンだけを基準に選ぶと、終了後の料金が想定と異なる可能性があります。
比較するときは、
通常料金で利用した場合
と
キャンペーンを適用した場合
を分けて考えるのがおすすめです。
また、キャンペーンには、
- 指定ページからの申し込み
- 対象期間内の申し込み
- 一定期間の継続利用
- 特定の料金プランへの加入
などの条件が設定されることがあります。
オクトパスエナジーについても、申し込み経路ごとに異なる特典が設定される場合があります。
キャンペーンを利用する場合は、申し込みページに記載された規約を必ず確認してください。
6.環境面を重視するなら「実質再エネ」の仕組みも確認する
環境への配慮を電力会社選びの基準にする場合は、「再生可能エネルギー100%」「実質再生可能エネルギー100%」といった表現の違いを理解しておくことも重要です。
オクトパスエナジーでは、代表的なグリーンオクトパスについて、非化石証書を組み合わせることで実質再生可能エネルギー100%として提供しています。
これは、家庭へ届く電気が物理的にすべて太陽光・風力などから直接送られていることを意味するわけではありません。
一般的な電力系統では複数の発電方法による電気が混ざって供給されます。
そこで非化石証書などを活用して、再生可能エネルギー由来の環境価値を電気と組み合わせる仕組みがあります。
環境面を重視する場合には、
- 電源構成
- 非化石証書の利用
- CO2排出係数
- 再生可能エネルギー関連プランの条件
などを確認すると比較しやすくなります。
7.サポートやマイページの使いやすさも確認する
電力会社は契約後も継続して利用するサービスです。
そのため、料金以外にサポート体制も確認しておきたいポイントです。
たとえば、
- 問い合わせ方法
- 受付時間
- マイページの有無
- 使用量の確認方法
- 引っ越し手続き
- 契約変更方法
などがあります。
オクトパスエナジーでは、ASP情報でもテクノロジーを活用したカスタマーサポートが訴求されています。
Looopでんきでは、電気料金や電力市場の情報などを確認しながら利用できる仕組みがあります。
普段からスマートフォンやWeb上で料金を確認したい場合には、こうした機能も比較材料になります。
電気の使い方別に比較すると選びやすい
電力会社に一律の正解があるわけではありません。
生活スタイルによって重視するポイントを変えると、自分に合ったサービスを絞り込みやすくなります。
電気料金と環境面の両方を比較したい場合
料金だけでなく、再生可能エネルギーに関連する電力プランも検討したい場合は、オクトパスエナジーを比較候補にできます。
グリーンオクトパスなど、実質再生可能エネルギー100%として提供されるプランがあります。
また、idemitsuでんきにも環境価値に関連するオプションがあります。
この場合には、
- 実際の料金
- 環境価値の提供方法
- 電源構成
- オプション料金
などを比較するとよいでしょう。
現在の大手電力会社から切り替えを検討している場合
現在、東京電力エナジーパートナーなど地域の大手電力会社を利用している場合は、まず現在の料金を基準として比較しましょう。
たとえば東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bを利用している場合には、
- 契約アンペア
- 月間使用量
- 基本料金
- 電力量料金
- 燃料費調整額
を確認します。
その同じ条件をオクトパスエナジーなどの料金シミュレーションへ入力すれば、切り替え後の料金を比較しやすくなります。
ただし、燃料費や市場価格に関連する変動要素が異なる場合があるため、単月の結果だけで判断しないことも大切です。
電気使用量が比較的多い家庭
電気使用量が多い家庭では、第2段階・第3段階の電力量料金が毎月の請求額に影響しやすくなります。
ENEOSでんきは公式サイト上でも、電気使用量が多い家庭をVプランの利用対象例として案内しています。
idemitsuでんきのSプランも、使用量に応じた料金設定を特徴としています。
オクトパスエナジーについても、自宅の使用量を料金シミュレーションに入力して比較するとよいでしょう。
家庭人数だけでは正確な判断はできません。
同じ4人世帯でも、
- 日中の在宅時間
- エアコンの使用時間
- 乾燥機の利用
- 電気給湯器の有無
などによって使用量は大きく変わります。
世帯人数ではなく、実際のkWhを基準に比較することがポイントです。
電気を使う時間帯を調整しやすい場合
電気を使用する時間をある程度調整できる場合は、市場連動型プランも比較できます。
LooopでんきのスマートタイムONEでは、電源料金が30分ごとに変化します。
そのため、市場価格が比較的低い時間帯に、
- 洗濯乾燥機
- 食器洗い乾燥機
- EVの充電
などを利用する方法が考えられます。
一方、市場価格が高い時間帯に多く電気を使うと料金負担が増える可能性があります。
市場連動型を選ぶ場合は、価格変動を確認しながら電気を使うスタイルが自分に合うか検討しましょう。
車を日常的に利用する場合
自動車関連の特典も含めて固定費を見直したい場合は、ENEOSでんきやidemitsuでんきも比較候補になります。
ENEOSでんきにはENEOSカードなどに関連する特典があり、idemitsuでんきにも自動車利用に関連する特典があります。
ただし、特典には適用条件があります。
「年間最大○円」といった表示を見る場合も、最大額が自分の利用条件で適用されるとは限りません。
対象カード、給油量、車種、契約条件などを確認したうえで判断しましょう。
電力会社の切り替えで失敗しやすいポイント
電力自由化によって選択肢が増えた一方、料金体系も多様化しています。
ここでは、切り替え前に注意したいポイントを整理します。
キャンペーン金額だけで決める
新規契約キャンペーンは魅力的に見える場合がありますが、長期間利用する電気料金では通常料金も重要です。
たとえば初年度に割引が適用されても、2年目以降は通常料金になります。
長く利用する予定であれば、
「1年間の実質負担」
だけでなく、
「キャンペーン終了後の料金」
まで比較しましょう。
料金シミュレーションの前提条件を確認しない
各社のシミュレーション結果は、入力した使用量や比較対象となる料金プランなどの条件によって変わります。
特に、「年間○円お得」といった表示を見る場合には、
- どの料金プランとの比較か
- 何人世帯を想定しているか
- 何kWh使用する前提か
- キャンペーンを含むか
- 燃料費などの調整額をどのように扱っているか
を確認しましょう。
自宅の実績値と異なる条件で計算された金額は、そのまま自宅の削減額になるわけではありません。
市場連動型であることを理解せず契約する
市場連動型プランでは、電力市場の価格変動が料金に影響します。
価格が低い時間帯を活用できる可能性がある一方、価格が高騰すると料金が上昇する場合があります。
そのため、市場連動型を選ぶ場合には、
「市場価格が安いときのメリット」
だけでなく、
「市場価格が上がった場合のリスク」
も理解する必要があります。
現在契約中のプランを確認せず切り替える
現在利用している電力会社に、新規受付が終了している旧料金プランや特定条件向けプランがある場合には注意が必要です。
一度解約すると元のプランへ戻れないケースがあります。
特に、
- オール電化向け旧プラン
- 夜間料金が設定された旧プラン
- 新規受付終了済みの料金メニュー
を契約している場合は、切り替える前に条件を十分確認しましょう。
単純な現在の請求額だけでなく、年間料金を比較して判断することが大切です。
オクトパスエナジーを比較するときのチェックリスト
オクトパスエナジーへの切り替えを検討する場合は、次の順番で確認すると比較しやすくなります。
- 現在の電力会社と料金プランを確認する
- 過去1年程度の電気使用量を確認する
- オクトパスエナジー公式サイトで料金を試算する
- 基本料金・電力量料金以外の調整項目も確認する
- 現在の年間料金と比較する
- 再生可能エネルギーなど環境面の条件を確認する
- キャンペーンを利用する場合は適用条件を確認する
- 契約・解約条件を確認する
特に、電気料金の見直しを目的とする場合には、現在の検針票や請求明細を用意して比較すると判断しやすくなります。
オクトパスエナジーは、公式サイトから郵便番号などを入力して料金を確認できます。
また、公式サイトでは解約金・事務手数料なしと案内されているため、料金だけでなく契約条件を重視する場合にも確認しておきたいポイントです。
※料金・プラン・キャンペーン・契約条件等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
オクトパスエナジーに関するよくある質問
ここでは、オクトパスエナジーへの切り替えを検討している方が疑問に感じやすいポイントをQ&A形式で整理します。
Q1.オクトパスエナジーに切り替えると電気料金は安くなりますか?
現在より電気料金が下がるかどうかは、地域、契約容量、電気使用量、現在契約している料金プランなどによって異なります。
そのため、「オクトパスエナジーへ切り替えれば必ず安くなる」と一律に判断することはできません。
比較するときは、現在の電力会社の検針票や請求明細を確認し、同程度の使用量をオクトパスエナジーの料金シミュレーションへ当てはめて確認する方法が分かりやすいでしょう。
特に、夏と冬で電気使用量が大きく変わる家庭では、直近1か月だけでなく過去1年程度の使用量を確認して比較することが重要です。
また、基本料金や電力量料金だけではなく、燃料費などに関連する調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金なども含めて確認しましょう。
Q2.オクトパスエナジーの電気は再生可能エネルギー100%ですか?
オクトパスエナジーには、実質再生可能エネルギー100%として提供される料金プランがあります。
たとえば、公式サイトでは「グリーンオクトパス」について、非化石証書を組み合わせることで実質再生可能エネルギー100%の電気として提供すると案内されています。
また、公式サイトで公開されている電源構成・非化石証書使用状況では、対象メニューについてトラッキング付非化石証書(再エネ指定あり)を使用することで、実質的に再生可能エネルギー100%の調達を実現すると説明されています。
ただし、これは家庭へ届く電気そのものが物理的にすべて太陽光や風力などだけで発電されていることを意味するものではありません。
一般的な送配電網ではさまざまな発電方法による電気が混ざっています。
環境面を重視する場合には、「実質再エネ100%」という表示だけではなく、電源構成や非化石証書の利用方法も確認しておくと理解しやすくなります。
Q3.オクトパスエナジーには解約金がありますか?
オクトパスエナジーの公式サイトでは、解約金や事務手数料は設定していない旨が案内されています。
電力会社を切り替える際は、契約時の料金だけではなく、解約条件を確認することも重要です。
ただし、料金プランや契約条件は変更される可能性があります。
申し込み時には最新の電気需給約款や料金メニュー定義書なども確認してください。
Q4.オクトパスエナジーへの切り替えで停電しやすくなりませんか?
電力会社を切り替えたことだけを理由に、電気の品質が変わったり停電しやすくなったりする仕組みではありません。
小売電気事業者を切り替えても、各地域の送配電事業者が送電・配電を担当します。
そのため、オクトパスエナジーへ切り替えた場合でも、家庭へ電気を届ける送配電設備そのものが切り替わるわけではありません。
ただし、災害や設備故障などによる停電は、契約する小売電気事業者にかかわらず発生する可能性があります。
Q5.電力会社を切り替えると工事は必要ですか?
現在の住居でほかの電力会社から切り替える一般的なケースでは、大規模な電気工事が必要になるとは限りません。
スマートメーターが設置されていない場合には、交換が必要になることがあります。
具体的な手続きや交換の要否については、申し込み時の案内を確認してください。
また、新築や引っ越しなどの場合には通常の電力会社切り替えとは手続きが異なる場合があります。
Q6.現在契約している電力会社へ解約連絡は必要ですか?
現在の住居で他社からオクトパスエナジーへ切り替える通常のケースでは、切り替え先の電力会社が必要な手続きを進めるため、利用者が現在の電力会社へ個別に解約を申し込む必要がない場合が一般的です。
ただし、引っ越しを伴う場合には、現在住んでいる住所の電気契約を終了する手続きが必要になる場合があります。
「現在の住所での切り替え」と「引っ越し先での新規契約」は分けて考えましょう。
Q7.オクトパスエナジーはどのような方が比較しやすいですか?
オクトパスエナジーは、次のような条件を重視する場合に比較候補となります。
- 現在の電気料金を見直したい
- 大手電力会社以外のサービスも比較したい
- 実質再生可能エネルギー100%のプランに関心がある
- Web上で申し込みを進めたい
- 解約条件も確認して電力会社を選びたい
- 料金だけでなく環境面やサポートも比較したい
ただし、これらに当てはまれば必ず適しているという意味ではありません。
実際の電気使用量と料金プランを照らし合わせて判断することが大切です。
Q8.オクトパスエナジーと大手電力会社は何が違いますか?
主な違いとして、料金プランの設計、環境価値の取り扱い、キャンペーン、サポート方法などが挙げられます。
たとえば、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、契約アンペアに応じた基本料金と3段階の電力量料金が設定されています。
一方、オクトパスエナジーでは、実質再生可能エネルギー100%として提供される料金プランなどがあります。
ただし、「大手電力会社だから高い」「新電力だから安い」という単純な関係ではありません。
現在の料金プランと電気使用量を基準として比較する必要があります。
Q9.オクトパスエナジーは市場連動型ですか?
オクトパスエナジーには複数の料金メニューがあり、料金の仕組みはプランごとに確認する必要があります。
そのため、「オクトパスエナジーのすべてのプランが市場連動型である」と一括りにすることは適切ではありません。
一方、比較対象として紹介したLooopでんきのスマートタイムONE(電灯)のように、電力市場価格が料金へ直接反映される市場連動型プランもあります。
電力会社を比較するときは、サービス名だけでなく、契約予定の料金プランがどのような計算方法を採用しているか確認しましょう。
Q10.「燃料費調整額に上限がない」とはどういう意味ですか?
燃料費調整額は、火力発電に使われる燃料価格などの変動を電気料金へ反映する仕組みです。
オクトパスエナジーは公式情報で、燃料費調整額の単価に上限を設けていないことを説明しています。
そのため、燃料価格が大きく上昇した場合には、燃料費調整額が料金へ影響する可能性があります。
これは電気料金を比較するときに見落としたくないポイントです。
基本料金や電力量料金だけを見て判断せず、燃料費調整の仕組みまで確認してください。
なお、地域の大手電力会社でも、自由料金プランと規制料金プランで燃料費調整の扱いが異なる場合があります。
比較する際は、現在契約している具体的な料金プランを確認しましょう。
Q11.一人暮らしでもオクトパスエナジーを利用できますか?
一人暮らしでも申し込みを検討できます。
ただし、電気使用量が少ない家庭では、電力会社間の料金差が小さくなる場合があります。
基本料金や電力量料金の仕組みもプランによって異なるため、一人暮らしだから特定の電力会社が有利とは限りません。
実際の月間使用量を使って料金を比較すると判断しやすくなります。
Q12.電気使用量が多い家庭ではどう比較すればよいですか?
電気使用量が多い場合には、電力量料金の第2段階・第3段階部分や、燃料費などに関連する調整額の影響が大きくなりやすいため、年間使用量で比較することが重要です。
たとえば、毎月300kWhを超えることが多い家庭では、使用量が多い部分の料金単価がどのように設定されているかを確認するとよいでしょう。
また、料金プランによっては電気使用量の多い家庭を想定した設計もあります。
オクトパスエナジーの公式サイトでも、プランによって想定する利用者像が異なります。
公式シミュレーションへ実際の使用量を入力して確認してください。
Q13.オール電化住宅でも電力会社を切り替えられますか?
オール電化住宅でも電力会社を変更できる場合があります。
ただし、現在契約しているオール電化向け料金プランによっては、夜間料金が低く設定されている場合や、新規受付が終了している旧料金プランの場合があります。
一度解約すると同じプランへ戻れないケースもあるため、特に慎重な比較が必要です。
オール電化の場合は、
- 昼間と夜間の使用量
- 給湯器の稼働時間
- 現在の時間帯別料金
- 切り替え後の料金体系
などを確認しましょう。
単純な平均単価だけではなく、時間帯ごとの使用実績を含めて比較することがポイントです。
Q14.キャンペーンを利用して申し込んでもよいですか?
条件が合えばキャンペーンを利用して申し込むこともできます。
ただし、キャンペーンは申込期間、対象ページ、対象プラン、供給開始条件などが設定されている場合があります。
また、過去に実施されていたキャンペーンが現在も利用できるとは限りません。
オクトパスエナジーでは過去にも新規申し込み向けの割引などが実施されていますが、公式サイトには終了済みと明示されているキャンペーンもあります。
そのため、インターネット上の古い情報ではなく、申し込み時点の公式ページで条件を確認してください。
まとめ|オクトパスエナジーは料金・環境面・契約条件を比較して検討しよう
電力自由化以降、家庭向けの電力サービスにはさまざまな選択肢があります。
今回比較したサービスも、それぞれ料金の仕組みや特徴が異なります。
オクトパスエナジーには、実質再生可能エネルギー100%として提供される料金プランがあり、料金だけでなく環境面も含めて電力会社を比較したい場合に検討しやすいサービスです。
公式情報では解約金・事務手数料を設定していないことも案内されています。
一方で、オクトパスエナジーへ切り替えれば、すべての家庭で現在より電気料金が下がるとは限りません。
料金は、
- 居住地域
- 契約容量
- 月間・年間の電気使用量
- 現在契約している料金プラン
- 燃料費などに関連する調整項目
- キャンペーンの有無
などによって変わります。
また、オクトパスエナジーは燃料費調整額に上限を設けていないことを公式情報で説明しています。この点も、料金を比較する際に確認しておきたい条件です。
そのため、切り替える前には現在の検針票や請求明細を用意し、同じ使用条件で料金を比較してください。
今回取り上げた各サービスには、それぞれ異なる特徴があります。
東京電力エナジーパートナーでは従来型の料金プランを基準に比較しやすく、ENEOSでんきやidemitsuでんきでは関連サービスの特典も比較材料になります。
Looopでんきは市場連動型という料金の仕組みに特徴があり、電気を使う時間帯を意識したい場合に検討できます。
そしてオクトパスエナジーは、電気料金の見直しに加えて、実質再生可能エネルギー100%のプランや契約条件なども重視したい場合の有力な選択肢の一つです。
重要なのは、サービスを順位だけで判断することではありません。
自宅の使用量と生活スタイルを基準に、料金・料金体系・環境面・契約条件・サポートなどを同じ基準で比較することが、電力会社選びでは大切です。
オクトパスエナジーが気になっている場合は、まず現在の検針票を用意し、公式サイトで自宅の条件に合わせた料金を確認してみると比較しやすいでしょう。
オクトパスエナジーの主な確認ポイント
オクトパスエナジーを検討する際は、次の点を確認しておくと判断しやすくなります。
- 実質再生可能エネルギー100%として提供される料金プランがある
- 地域・契約条件に応じて料金を確認できる
- オンラインから申し込みを進められる
- 解約金・事務手数料なしと公式サイトで案内されている
- 燃料費調整額には上限がない
- 料金は現在の使用量を使って比較することが重要
公式サイトで公開されている対象メニューの電源構成・非化石証書使用状況では、トラッキング付非化石証書を使用して実質再生可能エネルギー100%を実現する仕組みが説明されています。
「現在の電気料金を見直したい」
「料金だけでなく環境面も比較したい」
「契約条件を確認しながら電力会社を選びたい」
という場合は、現在利用している電力会社と比較したうえで検討するとよいでしょう。
料金・プラン・キャンペーンなどの内容は変更される場合があります。
掲載時点の情報であり、最新の料金・料金プラン・キャンペーン・供給条件等は必ず公式サイトをご確認ください。