
大切なロレックスやオメガなどの機械式時計を長く使っていると、「そろそろオーバーホールをしたほうがよいのか」「メーカー以外の時計修理専門店に依頼してもよいのか」と迷うことがあります。
特に時計修理・オーバーホールを依頼する際は、料金だけで判断するのではなく、修理体制や使用する部品、保証期間、納期、宅配受付の有無なども確認しておきたいポイントです。
本記事では、ブランド時計の修理・オーバーホールを取り扱う以下の4サービスを比較します。
- CIEN(シエン)
- ウォッチ・ホスピタル
- WATCH COMPANY
- 五十君商店
CIENをはじめ、それぞれのサービスについて同じ観点から特徴を確認し、どのような違いがあるのかを整理します。
ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、IWC、パネライなどのオーバーホールを検討している方は、依頼先を選ぶ際の参考にしてください。
※本記事に掲載している料金・サービス・納期等は2026年8月7日時点で各社公式サイト等から確認した情報をもとにしています。時計のブランド、モデル、ムーブメント、状態、交換部品、修理内容などによって実際の料金や納期は異なる場合があります。最新情報やご自身の時計の対応可否については、必ず各社公式サイトでご確認ください。
CIEN(シエン)

出典:CIEN公式サイト
ブランド時計のオーバーホール・修理を扱う時計修理専門店
CIENは、ロレックスやオメガをはじめとするブランド時計のオーバーホール・修理を取り扱う時計修理専門店です。
公式サイトでは、ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、IWC、パネライ、フランクミュラー、ブルガリなど、さまざまなブランドの修理情報が掲載されています。
CIENの特徴の一つとして確認しておきたいのが修理体制です。
公式サイトでは、元ロレックス技術者をはじめ、高級時計メーカーの修理部門出身技師が在籍していることが案内されています。また、ロレックスのオーバーホールについては純正パーツを使用して修理するとしています。
高級時計はモデルによって内部構造や使用されている部品が異なります。そのため、価格だけでなく「どのような技術者が対応するのか」「交換部品をどのように扱っているのか」といった点も、修理先を比較するときの重要な確認事項です。
CIENの特徴
CIENでは、オーバーホールのほか、時計の状態に応じた部品交換や外装の新品仕上げなどを取り扱っています。
オーバーホールは時計を分解し、内部の部品を洗浄・点検したうえで、必要な注油や調整などを行うメンテナンスです。
機械式時計は多数の細かな部品によって動いているため、外観上は問題がないように見えても、内部の潤滑油や部品の状態が変化していることがあります。
CIENでは、このような内部のメンテナンスに加え、希望に応じて新品仕上げを組み合わせることができます。
公式サイトによると、CIENの新品仕上げは研磨技師がケースやブレスレットの外装を磨くサービスです。オーバーホール利用者には通常とは異なるサービス料金が設定されています。
内部のメンテナンスとあわせて外観も整えたい場合に確認しておきたいサービスといえるでしょう。
ただし、研磨の可否や仕上がりは時計の素材・形状・傷の状態などによって異なる可能性があります。ヴィンテージ時計やオリジナルの外装状態を重視する場合などは、新品仕上げを希望するかどうかも含めて事前に相談することが大切です。
CIENの料金
時計修理は、同じブランドでもモデルやムーブメントによって料金が変わります。
比較しやすい例としてロレックスを見ると、CIEN公式サイトではオーバーホール基本料金を27,500円(税込)からと案内しています。時計の状態によって部品交換が必要になった場合は、交換部品の費用が追加されます。
また、新品仕上げは公式サイト上で24,200円(税込)からと案内されています。
ここで注意したいのは、「基本料金=最終的に支払う料金」とは限らないことです。
時計を実際に点検した結果、
- ゼンマイ
- パッキン
- リューズ
- チューブ
- 歯車などの内部部品
といった部品の交換が必要になる場合があります。
そのため、時計修理サービスを料金で比較するときは、公式サイトに掲載されている基本料金だけを見るのではなく、実際の見積額を確認することが重要です。
なお、新品仕上げについてはオーバーホールをされる場合はサービス価格「7,000円〜(税抜)」という情報が提供されていますが、料金は変更される可能性があるため、依頼前に最新情報をご確認ください。
CIENのおすすめポイント
CIENを比較候補に入れる際に注目したいポイントは、料金だけではありません。
まず、公式サイトではメーカー修理部門出身の技術者が在籍していることが案内されています。ブランド時計の修理を専門店に依頼する際、修理を担当する側の経験や体制を重視したい方にとって確認しやすい情報です。
また、ロレックスについては純正パーツを使用した修理を案内しています。
部品について気になる場合は、自分の時計のブランド・モデルで純正部品を使用できるのか、交換が必要になった場合にどのような対応になるのかを見積り時に確認するとよいでしょう。
さらに、オーバーホール後には1年間の保証が案内されています。
修理は返却された時点だけでなく、その後時計を使用していくことも考える必要があります。そのため、各社を比較するときには保証の有無や保証対象についても確認しておきたいところです。
新品仕上げもあわせて検討できる
CIENで特にアピールされているサービスが新品仕上げです。
オーバーホールが時計内部のメンテナンスを中心とするのに対し、新品仕上げはケースやブレスレットなどの外観を研磨して整えるサービスです。
長期間使用してきた時計では、ケースやブレスレットに細かな擦り傷などが付いている場合があります。オーバーホールと同時に外装のメンテナンスも希望する場合、新品仕上げを組み合わせられることは比較ポイントの一つになります。
一方で、研磨によって時計の外装に手を加えることになるため、すべての時計で実施したほうがよいとは限りません。
特にヴィンテージモデルや、外装のオリジナルコンディションを重視したい時計では、研磨を希望するか慎重に検討したほうがよい場合があります。
時計の状態や希望する仕上がりを伝えたうえで相談するとよいでしょう。
納期
CIENのロレックス向け料金ページでは、オーバーホールの納期について約3週間と案内されています。
ただし、これはすべての時計について一律に約3週間で完了するという意味ではありません。
ブランドやモデル、時計の状態、必要な部品、修理内容、受付状況などによって期間が変わる可能性があります。
特に特殊なムーブメントを搭載した時計や部品調達が必要な修理では、通常より時間が必要になることも考えられます。
使用予定が決まっている場合は、申し込み時に納期の目安を確認しておくと安心です。
店頭だけでなく郵送でも依頼できる
CIENは店舗への持ち込みだけでなく、郵送による受付にも対応しています。
公式サイトでは大阪店舗、新宿店舗、郵送でロレックスのオーバーホールを受け付けていることが案内されています。
近隣に時計修理専門店がない場合や、店舗へ時計を持参する時間を取りにくい場合には、郵送対応の有無も重要な比較ポイントになります。
高級時計を配送することに不安がある場合は、梱包方法や配送時の補償についても申し込み前に確認しておきましょう。
CIENはこのような方が比較しやすい
CIENは、ロレックスやオメガなどのブランド時計について、メーカー以外の時計修理専門店も含めてオーバーホール先を検討している方にとって比較候補の一つになります。
特に、
- 修理を担当する技術者の経歴・専門性を確認したい
- 純正パーツの取り扱いを重視している
- オーバーホール後の保証も確認して選びたい
- 内部のオーバーホールと新品仕上げをあわせて相談したい
- 店舗だけでなく郵送で依頼したい
といった条件を重視する場合は、詳細を確認しておきたいサービスです。
一方、時計によって交換部品や修理内容が異なるため、最終的な費用は個別の見積りを確認する必要があります。
まず見積りを取り、料金だけでなく作業内容、交換予定部品、保証、納期まで確認してから判断すると比較しやすくなります。
ウォッチ・ホスピタル

幅広いブランド時計の修理・オーバーホールに対応
ウォッチ・ホスピタルも、ブランド時計のオーバーホールや修理を検討するときに比較対象となる時計修理サービスです。
公式サイトでは、ロレックスをはじめとしたさまざまなブランド・モデルについて修理料金や修理事例を掲載しています。
店舗への持ち込みに加え、WEBから申し込み、全国から集荷してもらう方法も用意されています。遠方から時計修理を依頼したい方にとって、宅配対応は確認しておきたいポイントです。
ウォッチ・ホスピタルの特徴
ウォッチ・ホスピタルでは、オーバーホールだけでなく、時計の状態に応じた修理やポリッシュなども扱っています。
公式サイトでは、各店舗に時計修理技能士の資格を持つスタッフを配置していると案内されています。
また、宅配だけでなく店舗で相談できることも特徴です。
時計の状態について直接説明を受けたい方と、来店せず宅配で完結させたい方の双方が検討しやすい受付方法となっています。
ウォッチ・ホスピタルの料金
ロレックスを例にすると、公式サイトでは機械式のオーバーホール基本料金を27,500円(税込)からとしています。
デイトジャストなどの自動巻、スポーツモデルは27,500円(税込)から、オールドモデルは44,000円(税込)から、デイデイトは38,500円(税込)から、クロノグラフは49,500円(税込)からと案内されています。
CIENと同様、これらは基本料金です。
パーツ交換が必要になった場合には、別途パーツ料金が追加されるため、最終費用は見積りによって確認する必要があります。
時計のモデルや状態によって料金差が生じることを考えると、「基本料金がいくらか」だけでサービスの総費用を比較するのではなく、自分の時計で見積りを取ることが大切です。
おすすめポイント
ウォッチ・ホスピタルで注目したいのは、店舗と全国集荷の両方を利用できる点です。
公式サイトでは、全国から利用できる無料集荷サービスを案内しています。
また、オーバーホール後には1年間の保証が用意されています。公式サイトでは、1年保証に加えて防水テスト、精度確認、磁気除去などの点検サービスについても案内されています。
修理完了後のサポートも含めて比較したい場合に確認しておきたい内容です。
純正パーツへの対応
ブランド時計の修理では、交換部品についても確認が必要です。
ウォッチ・ホスピタルは公式サイト上で純正パーツにこだわり、可能な限りメーカー修理に近い対応を心がけていると説明しています。
ただし、文字盤やリューズ、プッシュボタンなどメーカー独自の部品で供給されていないものについては、メーカーへ部分修理を依頼する場合があるとしています。
つまり、「時計修理専門店なら、どのブランドのどの純正部品でも必ず調達できる」と考えるのは適切ではありません。
部品供給状況はブランドやモデルによって異なるため、交換が必要になった際の対応について個別に確認することが重要です。
ポリッシュにも対応
ウォッチ・ホスピタルでは、オーバーホール利用者向けにポリッシュサービスも案内されています。
内部のオーバーホールだけでなく、ケースやブレスレットの外観も整えたい場合に検討できます。
CIENの新品仕上げと比較する場合は、単純な名称や価格だけでなく、施工内容、研磨できる素材、傷の状態による対応範囲などを確認するとよいでしょう。
全国から利用できる
近くに店舗がない場合でも、WEBから申し込み、集荷サービスを利用できることはウォッチ・ホスピタルの特徴です。
高級時計を宅配で送る場合は、「どのように梱包するのか」「配送時の事故にはどのような補償があるのか」という点が気になるところでしょう。
公式サイトでは配送時・預かり時の補償について案内しており、運送保険と動産保険による対応を掲げています。
宅配修理を検討する場合には、最新の適用条件や補償範囲を申し込み時に確認してください。
ウォッチ・ホスピタルはこのような方が比較しやすい
ウォッチ・ホスピタルは、
- 店舗と宅配の両方から依頼方法を選びたい
- ロレックスをはじめ複数ブランドの修理料金を確認したい
- オーバーホール後の保証を重視したい
- 修理後の点検サービスも比較したい
- 宅配時の補償内容も確認して依頼先を選びたい
といった方が比較しやすいサービスです。
ロレックスの場合でもモデルによって基本料金が異なり、交換部品が発生すると追加料金が必要になります。
自分が所有しているモデルの基本料金と、見積り後の総額を分けて確認すると、他社との比較がしやすくなります。
WATCH COMPANY(ウォッチカンパニー)

直営修理工房を持つ時計修理・オーバーホール専門店
WATCH COMPANYは、ロレックス、オメガ、フランクミュラー、IWC、パネライ、ブライトリング、タグ・ホイヤーなど、さまざまなブランド時計の修理・オーバーホールを取り扱う専門店です。
運営会社は株式会社グローバルワークスです。
公式サイトでは直営修理工房を設け、経験を持つ時計修理技能士が在籍していることを案内しています。
また、ブランド別の料金表や修理事例が掲載されているため、依頼前に自分が所有するブランドのおおよその基本料金や修理内容を確認しやすくなっています。
※料金・納期・対応ブランド等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
WATCH COMPANYの特徴
WATCH COMPANYの特徴として挙げられるのが、直営修理工房で時計の修理を行っている点です。
時計修理専門店を比較するときは、料金だけではなく、「どこで修理するのか」「どのような技術者が対応するのか」といった修理体制も確認しておきたいところです。
公式サイトでは、経験を持つ時計修理技能士が多数在籍していることを案内しています。
さらに、ロレックスやオメガだけでなく、IWC、パネライ、ブライトリング、タグ・ホイヤー、チューダー、ウブロ、カルティエ、ブルガリなど、幅広いブランドについて修理情報を掲載しています。
一方、モデルや搭載ムーブメントによっては基本料金の対象外となったり、修理を受け付けられなかったりする場合があります。
たとえばIWCでは、自社開発ムーブメントを搭載しているモデルについて特殊料金が設定されており、モデルによっては修理受付ができない場合があると公式サイトで案内されています。
所有する時計が特殊なムーブメントや複雑機構を搭載している場合は、申し込み前に対応可否を確認するとよいでしょう。
WATCH COMPANYの料金
WATCH COMPANYでは、ブランドやムーブメントごとのオーバーホール基本料金が公式サイトに掲載されています。
ロレックスの場合、2026年8月7日時点で公式サイトに掲載されている主な料金例は次のとおりです。
| ロレックスのタイプ | オーバーホール | オーバーホール+新品仕上げ |
|---|---|---|
| 自動巻き3針 | 25,300円 | 36,300円 |
| デイデイト | 33,000円 | 44,000円 |
| デイトナ | 41,800円 | 52,800円 |
| アンティーク | 38,500円~ | 49,500円~ |
| 手巻き(プリンス) | 33,000円 | 44,000円 |
※税込。公式サイト掲載の基本料金です。時計の状態や必要な交換部品などによって追加料金が発生する場合があります。
ロレックスの自動巻き3針であれば、オーバーホール基本料金は25,300円(税込)です。
新品仕上げを組み合わせる場合は36,300円(税込)と案内されています。
また、オメガについてもモデルごとに料金が設定されています。
たとえばオメガの自動巻き3針はオーバーホール22,000円(税込)、オーバーホール+新品仕上げ33,000円(税込)と案内されています。
ただし、オメガのコーアクシャルモデルなど、一部モデルは基本料金の対象外です。
時計修理では、公式サイトに表示されている基本料金に加え、内部を確認した結果、部品交換などが必要になる場合があります。
そのため、CIENやウォッチ・ホスピタルと比較する場合も、掲載されている最低価格だけを比較して依頼先を決めるのではなく、自分の時計について見積りを取ったうえで総額を確認することが大切です。
おすすめポイント
WATCH COMPANYを比較候補に入れる際に確認したいポイントの一つが、料金と納期をブランド・モデル別に調べやすいことです。
たとえばロレックスの自動巻き3針について、公式サイトでは納期を2~3週間と案内しています。
デイトナは3~4週間、アンティークは6週間~など、モデルによって目安が異なります。
「WATCH COMPANYならすべての時計が2週間で修理できる」という意味ではないため、この点には注意が必要です。
公式サイトで案内されている「最短2週間」はロレックス3針の場合の目安であり、受付状況や時計の種類、修理内容などによって納期が延びる可能性があります。
結婚式や記念日、旅行など、時計を使用したい時期が決まっている場合には、依頼前に予定納期を確認しておくとよいでしょう。
新品仕上げにも対応
WATCH COMPANYではオーバーホールだけでなく、新品仕上げも取り扱っています。
新品仕上げのみの場合、基本料金は16,500円(税込)からと案内されています。
オーバーホールと同時に申し込む場合は、ブランドやモデルごとにセット料金が設定されています。
たとえばロレックスの自動巻き3針では、
オーバーホール:25,300円(税込)
オーバーホール+新品仕上げ:36,300円(税込)
となっています。
内部機構のメンテナンスと同時に外観も整えたい場合には、セット料金を確認しておくと比較しやすくなります。
ただし、時計の素材やモデルによって新品仕上げを受け付けられない場合があります。
コーティングされたケースやセラミック素材など、研磨に適さない時計もあるため、対応可否については事前確認が必要です。
また、ヴィンテージ時計では外装の状態そのものを重視する場合もあります。新品仕上げを行うかどうかは、時計の年代や使用目的なども考慮して判断するとよいでしょう。
全国集荷に対応
WATCH COMPANYは、店舗への持ち込みだけでなくWEB受付にも対応しています。
公式サイトでは全国集荷に対応しており、無料梱包キットを用意しています。
近くに店舗がない場合でも、自宅から時計修理を申し込める仕組みです。
公式サイトでは、無料梱包キット、時計の送付、見積り、修理、返却という流れが案内されています。
配送については運送保険が適用されることも明記されています。
高級時計を宅配で修理に出す場合には、梱包方法や配送時の補償も確認しておきたいポイントです。実際に利用する際は、補償金額や適用条件などの最新情報を公式サイトで確認してください。
店舗なら見積り方法にも選択肢がある
WATCH COMPANYでは店舗受付にも対応しています。
公式サイトでは、飯田橋店について予約制の来店当日見積りを案内しています。
宅配ではなく技術者やスタッフに時計を見てもらいながら相談したい場合には、店舗受付も選択肢になります。
一方、店舗によって対応内容や営業時間等が異なる可能性があるため、来店前に公式サイトから最新情報を確認しておくとよいでしょう。
WATCH COMPANYはこのような方が比較しやすい
WATCH COMPANYは、
- ロレックスやオメガなどの基本料金を事前に確認したい
- モデル別の納期目安を確認して比較したい
- オーバーホールと新品仕上げを同時に検討している
- 直営修理工房を持つ時計修理専門店を検討している
- 店舗だけでなく全国集荷も利用したい
- 修理事例を確認してから依頼先を考えたい
といった場合に比較しやすいサービスです。
ただし、料金や納期は時計のブランド・モデル・状態によって異なります。
特殊なムーブメントを搭載したモデルでは通常料金が適用されない場合もあるため、自分の時計の型番などを確認したうえで問い合わせるとスムーズです。
五十君商店

出典:五十君商店公式サイト
1930年創業の時計関連企業による修理サービス
五十君商店は、時計修理・オーバーホールを取り扱う企業です。
公式サイトでは1930年創業と案内されており、時計修理だけでなく、時計工具・部品など時計に関連した事業を展開しています。
ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、IWC、カルティエ、ブルガリなど、さまざまなブランド時計について修理を取り扱っています。
店舗への持ち込みだけでなく宅配修理にも対応しているため、近隣に店舗がない方も比較候補にできます。
五十君商店の特徴
五十君商店では、自社の時計修理センターを設けています。
時計修理サービスを比較する際には、「受付窓口だけを運営しているのか」「実際の修理をどのような体制で行っているのか」という点も判断材料になります。
五十君商店では自社修理センターで修理を行っていることが公式サイトで案内されているため、修理体制を確認したうえで依頼先を選びたい場合に比較しやすくなっています。
また、ブランド時計だけでなく時計部品や工具を長年扱ってきた企業という点も特徴です。
ただし、長い事業歴があることだけで個々の時計について修理結果が保証されるわけではありません。
実際に依頼する場合は、自分の時計のブランド・モデルへの対応可否、必要な修理内容、料金、納期などを個別に確認することが重要です。
五十君商店の料金
五十君商店でも、オーバーホール料金はブランドやモデル、ムーブメント、時計の状態などによって異なります。
時計修理の料金を比較する際には、各社の料金表に表示されている金額の条件を揃える必要があります。
同じ「ロレックスのオーバーホール」でも、
- 3針モデル
- デイト付きモデル
- クロノグラフ
- アンティークモデル
- 特殊ムーブメント搭載モデル
などでは、作業内容や基本料金が異なる場合があります。
また、分解して初めて交換が必要だと分かる部品もあります。
したがって、CIEN、ウォッチ・ホスピタル、WATCH COMPANY、五十君商店を比較するときは、WEB上の基本料金だけで最終的な費用を判断せず、同じ時計について見積りを取って比較する方法が分かりやすいでしょう。
料金は改定される可能性があります。最新の料金および自分の時計に必要な費用については、五十君商店公式サイトまたは見積りでご確認ください。
おすすめポイント
五十君商店を比較する際に確認したいのが、自社修理センターを持っている点と、時計に関連する事業を長く展開している点です。
ブランド時計のオーバーホールでは、内部のムーブメントを分解し、部品の洗浄、点検、注油、組み立て、精度調整などを行います。
必要に応じて部品交換が発生するため、修理体制だけでなく交換部品の扱いについても見積り時に確認しておくとよいでしょう。
特にメーカー以外の時計修理専門店を利用する場合、「交換する部品は何か」「部品交換が必要になった場合に事前連絡があるか」といった点も確認しておくと、修理内容を理解したうえで依頼しやすくなります。
オーバーホール後の保証
五十君商店では、オーバーホール後の保証について公式サイトに条件を掲載しています。
保証期間内に、オーバーホールを行った箇所について同一箇所・同一症状の不具合が生じた場合には、条件に該当すれば無償で再修理・再調整を行うと案内されています。
一方、保証には対象外となるケースがあります。
たとえば、
- 誤った使用や不注意による故障・破損
- 他店などで行われた不適切な修理や改造による故障
- 水入りや落下による故障・破損
- 使用による外観の変化
- 磁気帯びや素材の腐食による故障・破損
- 保証書を提示できない場合
などは保証対象外として案内されています。
また、防水検査を行った場合でも、防水性能そのものを保証するものではないと明記されています。
保証期間だけを見るのではなく、「何が保証され、何が保証されないのか」まで確認しておくことが重要です。
宅配修理にも対応
五十君商店では、店舗への持ち込みに加えて宅配で時計修理を申し込むこともできます。
時計修理店が近くにない場合、宅配受付に対応しているサービスは選択肢を広げてくれます。
ただし、高級時計を宅配便で送る場合には、配送方法や梱包方法、補償条件などを確認しておく必要があります。
申し込み時には最新の宅配修理の利用方法を公式サイトで確認してください。
五十君商店はこのような方が比較しやすい
五十君商店は、
- 自社修理センターを持つサービスを検討している
- 時計関連事業を長く手掛ける企業へ相談したい
- ロレックスやオメガなど複数ブランドの修理先を比較している
- 店頭だけでなく宅配修理も検討している
- 修理後の保証条件を確認してから依頼したい
といった場合に比較候補になります。
一方で、時計の状態によって修理内容や費用は異なります。
ブランド名だけで判断せず、型番やモデル、現在発生している症状などを伝えたうえで、対応可否や見積りを確認するとよいでしょう。
CIEN・ウォッチ・ホスピタル・WATCH COMPANY・五十君商店を比較
ここまで紹介した4サービスには、いずれもブランド時計のオーバーホール・修理を相談できるという共通点があります。
一方、基本料金、修理体制、保証、納期、宅配受付、新品仕上げなどには違いがあります。
主な比較ポイントを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | CIEN | ウォッチ・ホスピタル | WATCH COMPANY | 五十君商店 |
| 主なサービス | オーバーホール・修理・新品仕上げ | オーバーホール・修理・ポリッシュ等 | オーバーホール・修理・新品仕上げ | オーバーホール・時計修理等 |
| ロレックスの料金例 | 基本料金27,500円(税込)~ | 基本料金27,500円(税込)~ | 自動巻き3針25,300円(税込) | モデル・修理内容等により確認 |
| 保証 | オーバーホール後1年間の保証を案内 | オーバーホール後1年間の保証を案内 | 保証条件は依頼時に要確認 | オーバーホール後の保証制度あり。適用条件を要確認 |
| 納期の目安 | ブランド・モデル等により異なるため要確認 | 時計の状態・修理内容等により要確認 | ロレックス自動巻き3針は2~3週間の掲載例あり | 時計・修理内容等により要確認 |
| 店舗受付 | あり | あり | あり | あり |
| 宅配・集荷 | 郵送受付あり | 全国集荷対応 | WEB受付・全国集荷対応 | 宅配修理対応 |
| 外装仕上げ | 新品仕上げあり | ポリッシュ対応 | 新品仕上げあり | 時計・依頼内容により確認 |
| 修理体制で確認できる特徴 | メーカー修理部門出身技術者等を案内 | 時計修理技能士の配置を案内 | 直営修理工房・時計修理技能士の在籍を案内 | 自社時計修理センターを案内 |
| 対応ブランド例 | ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、IWC、パネライ等 | ロレックスをはじめ各種ブランド | ロレックス、オメガ、IWC、パネライ、ブライトリング、タグ・ホイヤー等 | ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤー、IWC、ブルガリ等 |
| 見積り | 見積り対応 | 見積り対応 | WEB・LINE・一部店舗等で見積り対応 | 見積り対応 |
| 比較時に確認したい点 | 純正部品の対応範囲、新品仕上げ、保証、実際の見積額 | 集荷方法、保証・点検内容、交換部品 | モデル別料金・納期、新品仕上げの可否 | モデル別料金、納期、保証条件、宅配条件 |
※2026年8月7日時点で確認した公式サイト掲載情報をもとに整理しています。料金は代表例または基本料金であり、同じブランドでもモデル、ムーブメント、時計の状態、必要な交換部品などによって異なります。最新の料金・キャンペーン・サービス内容・納期は各社公式サイトをご確認ください。
料金だけではなく「見積りの総額」で比較する
4社を比較するときに特に注意したいのが、公式サイトの料金表だけで依頼先を決めないことです。
たとえば、ロレックスのオーバーホール基本料金だけを見ると、各社の違いが分かりやすいように感じるかもしれません。
しかし、実際の修理では時計の状態によって部品交換が必要になることがあります。
仮に基本料金が低くても、交換部品や追加作業によって最終的な金額が変わる可能性があります。
反対に、基本料金だけでは分からない作業が最初から含まれているケースも考えられます。
そのため、料金を比較する場合には、
「同じブランド」だけでなく、
「同じモデル・同じ修理内容・同じ追加サービス」
という条件に近づけて確認することが重要です。
ロレックスのデイトジャストならデイトジャスト、オメガのスピードマスターならスピードマスターというように、所有している時計の型番やモデル名を確認したうえで見積りを依頼すると比較しやすくなります。
保証は期間と対象範囲を確認する
オーバーホール後の保証も重要な比較項目です。
「1年間保証」と書かれていたとしても、時計に発生したすべての故障が1年間無償になるとは限りません。
一般的に、落下や衝撃、水入り、誤った使用、外部での修理・改造など、修理店側の作業とは直接関係しない故障については保証対象外になる場合があります。
したがって、
- 保証期間
- 保証対象となる修理
- 保証対象外となるケース
- 再修理時の送料
- 防水性能の扱い
などを確認しておくことが大切です。
特に高級時計は修理後も長期間使用するケースが多いため、料金だけではなくアフターサービスまで含めて比較しましょう。
納期は「最短」ではなく自分の時計で確認する
時計修理サービスの公式サイトでは「最短○週間」などの納期が掲載される場合があります。
しかし、最短納期がすべての時計に適用されるわけではありません。
WATCH COMPANYの場合も、公式サイトで案内されている最短2週間はロレックス3針の場合であり、同じロレックスでもデイトナやアンティークなどでは異なる納期が掲載されています。
修理の混雑状況や部品調達によって期間が延びる場合もあります。
「○月までに時計を使いたい」といった予定がある場合には、見積り時に予定納期を確認してから依頼するとよいでしょう。
純正部品を重視する場合はブランド・モデルごとに確認する
今回のASP情報では、CIENのセールスポイントとして純正パーツの使用が挙げられています。
高級時計の修理先を選ぶ際に、純正部品を重視する方もいるでしょう。
ただし、時計メーカーから外部修理店への部品供給状況はブランドや部品などによって異なるため、「時計修理専門店ならどのモデルでもすべて純正部品で修理できる」と考えるべきではありません。
CIENを含め、純正部品の使用を重視する場合には、
「自分が所有しているブランド・モデルではどうなるのか」
「必要な部品を入手できない場合はどう対応するのか」
まで確認しておくことが重要です。
CIENは公式サイトで純正パーツを使用した修理について案内しているため、この点を重視する場合には見積り時に具体的な対応範囲を確認するとよいでしょう。
新品仕上げ・ポリッシュは必要性も考えて選ぶ
オーバーホールと一緒に検討されることが多いのが、新品仕上げやポリッシュです。
ケースやブレスレットに付いた使用傷などを研磨して外観を整えるサービスですが、すべての時計に必要なものではありません。
日常的に使用している時計の外観も整えたい場合には検討しやすい一方、ヴィンテージ時計などではオリジナルの外装状態を維持したい場合もあります。
また、素材やコーティングによって研磨できないモデルがあります。
「オーバーホールをするなら新品仕上げも必須」と考えるのではなく、時計の状態と希望する仕上がりを伝えたうえで判断するとよいでしょう。
CIENではオーバーホール利用者向けの新品仕上げ料金が設定されているため、内部のメンテナンスと外観の仕上げを一緒に検討している場合には、見積り時にセットで確認しておくと比較しやすくなります。
時計修理・オーバーホールサービスの選び方
ブランド時計の修理・オーバーホールを依頼する際は、料金だけでなく、修理体制、部品、保証、納期、宅配対応などを複数の観点から比較することが大切です。
特にロレックスやオメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、IWC、パネライなどは、モデルごとにムーブメントや部品構成が異なります。
同じブランドでも修理内容や費用が変わる場合があるため、「ブランド名が同じだから同じ条件で修理できる」とは限りません。
依頼先を比較するときは、次のポイントを順番に確認すると判断しやすくなります。
1. 自分の時計のブランド・モデルに対応しているか
最初に確認したいのが、自分の時計が修理対象になっているかどうかです。
多くの時計修理専門店では、ロレックスやオメガなど主要ブランドの修理を取り扱っていますが、特殊なムーブメントや複雑機構、アンティークモデルなどでは対応条件が異なる場合があります。
たとえば、同じブランドでも一般的な3針モデルとクロノグラフでは構造が異なり、料金や納期も変わる可能性があります。
そのため、問い合わせ時にはブランド名だけでなく、
- モデル名
- 型番
- 購入時期
- 現在の症状
- 過去の修理歴
など、分かる範囲で伝えておくと見積りが進めやすくなります。
公式サイトに料金表が掲載されていても、自分の時計が掲載条件に該当するか分からない場合は事前に確認しましょう。
2. オーバーホール基本料金だけで判断しない
時計修理サービスを比較するとき、最初に目に入りやすいのがオーバーホール料金です。
しかし、WEBサイトに掲載されている金額は基本料金である場合が多く、実際には部品交換や追加修理などによって総額が変わる可能性があります。
たとえば、
- パッキン交換
- ゼンマイ交換
- リューズ交換
- チューブ交換
- 歯車など内部部品の交換
- 外装仕上げ
などが必要になる場合があります。
見積りを比較するときは、単純に「基本料金が安いかどうか」だけを見るのではなく、
「最終的な見積額に何が含まれているか」
を確認することが重要です。
依頼前に見積りを取り、追加料金が発生する条件や、作業開始前に連絡があるかどうかも確認するとよいでしょう。
3. 修理体制や技術者について確認する
高級時計のオーバーホールでは、ムーブメントを分解し、洗浄、点検、注油、組み立て、精度調整などを行います。
そのため、修理をどのような体制で行っているかも比較したいポイントです。
CIENではメーカー修理部門出身技術者などについて案内しています。
WATCH COMPANYでは直営修理工房と時計修理技能士の在籍を案内しています。公式サイトではオーバーホールについて最短2週間という案内もありますが、モデルや修理内容によって期間が変わる点には注意が必要です。
五十君商店では、時計の状態を確認しながら修理方法を提案する方針を公式サイトで説明しており、宅配と店舗持ち込みの双方に対応しています。
修理体制は単純に優劣を付けるものではありません。
「どのような技術者が対応するかを重視したい」「自社修理工房のあるサービスを選びたい」など、自分が安心して依頼できる条件を整理すると比較しやすくなります。
4. 純正パーツの対応を確認する
今回のCIENのASP情報では、純正パーツを使用した修理がセールスポイントとして案内されています。
交換部品を重視して時計修理店を選ぶ場合は、純正パーツを使用できる範囲について確認しておきましょう。
ただし、メーカーから外部修理店への部品供給状況はブランドや部品などによって異なります。
そのため、「純正パーツ対応」と案内されていても、自分が所有する時計のすべての部品について対応できるとは限りません。
見積り時には、
- 交換が必要な部品
- 使用予定の部品
- 純正部品が入手できない場合の対応
- 部品交換前に連絡があるか
などを確認しておくと安心です。
五十君商店では、時計の状態や要望に応じて、正規部品や代替部品などを提案する方針を公式サイトで案内しています。
このように、各社で部品に対する考え方や対応範囲が異なるため、自分が重視する条件と照らし合わせて比較しましょう。
5. 修理後の保証内容を確認する
オーバーホール後の保証は、依頼先を比較するときの重要なポイントです。
ただし、「1年間保証」と書かれていても、時計に発生するあらゆる不具合が保証されるわけではありません。
たとえば五十君商店では、現行モデルのオーバーホール保証期間を1年、アンティークモデルを6か月と案内しています。
一方、同社の保証案内では、
- 落下
- 水入り
- 誤った使用
- 他店での修理や改造
- 磁気帯び
- 腐食
などによる不具合は保証対象外となる場合があることが明記されています。
保証を比較するときは「期間」だけではなく、「何が保証されるのか」まで確認しておくことが大切です。
6. 納期を確認する
時計を修理に出すと、一定期間は手元から時計が離れます。
そのため、普段使いしている時計や、特定の日に使用予定がある時計の場合は納期も確認しておきましょう。
ただし、公式サイトに掲載されている納期は目安である場合があります。
時計の状態や交換部品の有無、部品調達、修理内容、混雑状況などによって予定より長くなる可能性があります。
「最短○週間」という表示だけで判断するのではなく、見積り時に自分の時計について予定納期を確認する方法が適しています。
7. 店頭と宅配のどちらで依頼するか
時計修理サービスによっては、店舗受付だけでなく宅配受付にも対応しています。
近くに店舗がある場合は、直接時計を持参して相談する方法があります。
一方、遠方に住んでいる場合や来店が難しい場合には、宅配修理が便利です。
五十君商店では、宅配または店舗への持ち込みという2種類の利用方法を案内しており、WEBサイトやLINEから申し込みできます。
CIENやWATCH COMPANYなどでも郵送・集荷による依頼方法が用意されています。
宅配で高級時計を送る場合には、
- 梱包方法
- 配送業者
- 配送中の補償
- 返送方法
- 送料負担
なども事前に確認しましょう。
8. 新品仕上げ・ポリッシュの必要性を考える
時計の内部だけでなく外観も整えたい場合は、新品仕上げやポリッシュを検討できます。
ケースやブレスレットについた細かな傷などを研磨することで、外観を整えるサービスです。
CIENではオーバーホール利用者向けの新品仕上げサービスが案内されています。
一方、新品仕上げがすべての時計に適しているとは限りません。
特に、
- アンティーク時計
- ヴィンテージモデル
- 外装のオリジナル状態を残したい時計
- 特殊なコーティングが施されたモデル
などでは、研磨を行わない方が希望に合う場合があります。
そのため、見た目を整えたいからという理由だけで申し込まず、時計の状態や素材を確認して相談しましょう。
時計修理で失敗しやすいポイント
時計修理・オーバーホールを依頼するときに注意したいのは、料金だけを見てサービスを選んでしまうことです。
高級時計は長期間使用することも多いため、修理費用だけではなく、修理内容や保証まで含めて判断する必要があります。
最低料金だけを比較する
「○○円から」という料金表示を見ると、その価格で修理できると考えてしまう場合があります。
しかし、「○○円から」は最低料金や基本料金を意味する場合があります。
時計を分解・点検した結果、部品交換が必要になれば追加費用が発生することがあります。
そのため、最終的には見積り金額を確認しましょう。
自分のモデルを確認せず申し込む
ロレックスやオメガなど同じブランドでも、モデルによってムーブメントや修理料金が異なります。
型番やモデル名が分かる場合は、事前に確認してから問い合わせると比較しやすくなります。
保証期間だけを確認する
「1年間保証」という表示だけで安心せず、保証対象を確認しましょう。
落下や水入りなどは対象外になる場合があります。
五十君商店でも、オーバーホール後に同一箇所・同一症状の不具合が発生した場合は保証条件に応じて再修理・再調整すると案内する一方、対象外となるケースを明記しています。
新品仕上げを必須と考える
オーバーホールと新品仕上げは目的が異なります。
内部のメンテナンスだけを希望する場合、新品仕上げを必ず付ける必要はありません。
時計の状態や価値観によって必要性を判断しましょう。
用途別に時計修理サービスを比較
4社はいずれもブランド時計の修理・オーバーホールを検討できるサービスですが、重視する条件によって確認したいポイントは変わります。
純正パーツや修理体制を重視したい場合
純正部品の取り扱いや、修理に携わる技術者の経歴などを確認して選びたい場合は、CIENの情報を確認しやすいでしょう。
ASP情報および公式サイトでは、純正パーツ使用やメーカー修理部門出身者などによる対応が案内されています。
ただし、純正パーツの使用可否はブランド・モデル・必要な部品によって異なる可能性があります。
自分の時計の場合にどのような部品が使用されるか、見積り時に確認することをおすすめします。
基本料金を確認しながら比較したい場合
WEBサイトでブランド・モデル別の基本料金を確認しながら検討したい場合は、WATCH COMPANYやウォッチ・ホスピタルも比較しやすいサービスです。
公式料金表と実際の見積りは異なる場合があるため、料金表は目安として使用しましょう。
店舗と宅配を使い分けたい場合
来店して相談したい場合と、自宅から宅配で依頼したい場合の両方を想定しているなら、店舗・宅配の双方に対応しているサービスが検討しやすくなります。
五十君商店では宅配と店舗持ち込みを案内しており、関東・関西エリアの店舗予約や宅配梱包キットの申し込みにも対応しています。
CIEN、ウォッチ・ホスピタル、WATCH COMPANYでも宅配・集荷による申し込み方法を確認できます。
アンティーク時計について相談したい場合
アンティーク時計は現行モデルと異なり、部品が入手しにくいケースがあります。
五十君商店では、時計の状態に応じて部品の再生、交換、新規製作を含む修理方法を提案する方針を案内しています。
ただし、すべてのアンティーク時計が修理できるわけではありません。
まず時計の状態を確認してもらい、対応可否と修理方法を相談しましょう。
時計修理・オーバーホールについてよくある質問
Q. 時計のオーバーホールとは何ですか?
オーバーホールは、時計のムーブメントを分解し、部品の洗浄や点検、注油、組み立て、調整などを行うメンテナンスです。
必要に応じて摩耗・破損した部品を交換する場合もあります。
外観を研磨する新品仕上げやポリッシュとは目的が異なります。
Q. オーバーホールはどのくらいの頻度で必要ですか?
適切な頻度はブランド、モデル、使用環境、時計の状態などによって異なります。
五十君商店の公式FAQでは、状態によるとしたうえで、目安として3~5年に1度、機械式については3~4年に1度という案内があります。
ただし、これはすべての時計に一律に当てはまる基準ではありません。
所有している時計のメーカーが案内しているメンテナンス周期や、実際の状態を踏まえて判断するとよいでしょう。
Q. 時計が動いていてもオーバーホールできますか?
動作している時計でも、点検やオーバーホールを依頼することは可能です。
時計内部の潤滑油や部品は使用や時間経過によって状態が変化する可能性があります。
具体的なメンテナンス時期については、ブランドやモデル、使用状況を伝えて修理店へ相談しましょう。
Q. メーカー修理と時計修理専門店は何が違いますか?
料金体系、対応できる修理、交換部品、修理方針、納期、保証などが異なる場合があります。
メーカー修理にはメーカー独自の基準があり、時計修理専門店では店舗ごとの修理方針があります。
どちらが適しているかは、時計のモデルや希望する修理内容によって異なります。
特に保証期間中の時計やメーカー独自の部品が必要な時計については、メーカー修理も含めて比較するとよいでしょう。
Q. 純正パーツを使用してもらえますか?
サービス、ブランド、モデル、必要な部品によって異なります。
CIENでは純正パーツを使用した修理について案内されていますが、自分の時計で必要となるすべての交換部品が純正パーツで対応できるとは限りません。
見積り時に使用予定の部品を確認しましょう。
Q. 見積り後に修理を断ることはできますか?
各社によってキャンセル条件が異なります。
見積りだけ依頼した場合の費用や、返送料、キャンセル料金などが発生する可能性もあるため、申し込み前に利用条件を確認しましょう。
Q. オーバーホール料金以外に追加料金はかかりますか?
時計の状態によっては追加料金が発生する場合があります。
交換部品、新品仕上げ、特殊な修理などが追加費用の対象になる場合があります。
最終的な費用は見積りで確認してください。
Q. 新品仕上げをすると新品と同じ状態になりますか?
「新品仕上げ」という名称でも、時計が新品時と完全に同じ状態になることを保証するものではありません。
傷の深さ、ケースの素材、これまでの研磨歴などによって仕上がりは異なる場合があります。
深い傷や打痕などが完全には消えない可能性もあるため、事前に施工内容を確認しましょう。
Q. アンティーク時計も修理できますか?
修理できるかどうかは時計の状態、ムーブメント、部品の有無などによって異なります。
たとえば五十君商店では、部品の再生や新規製作を含めた修理方法を提案する方針を案内しています。
ただし、時計によっては修理が難しい場合もあります。
現物を確認してもらうか、型番・写真などを用意して相談するとよいでしょう。
Q. 宅配で高級時計を送っても大丈夫ですか?
宅配修理を利用する場合は、サービス側が指定する梱包方法や配送方法を守ることが重要です。
各社で梱包キットや集荷方法、補償条件などが異なります。
申し込み前に配送中の補償範囲も確認しましょう。
CIENを含む4社を比較して、自分に合う修理先を選ぼう
今回は、ブランド時計のオーバーホール・修理を取り扱う、
- CIEN
- ウォッチ・ホスピタル
- WATCH COMPANY
- 五十君商店
の4サービスを比較しました。
いずれもロレックスやオメガなどのブランド時計について相談できるサービスですが、料金体系、修理体制、保証、納期、部品への対応、宅配方法などには違いがあります。
そのため、単純に基本料金だけで選ぶのではなく、自分が重視する条件を整理して比較することが大切です。
特に時計修理では、実際に時計を点検した結果によって必要な部品や修理内容が変わる可能性があります。
まずは自分の時計について見積りを取り、
- オーバーホール料金
- 交換予定の部品
- 追加費用
- 納期
- 保証内容
- 新品仕上げの必要性
などを確認しましょう。
CIENは、純正パーツの使用やメーカー修理部門出身者などによる対応、1年間の保証、新品仕上げなどを確認しながら修理先を検討したい方にとって、有力な選択肢の一つです。
特に、ロレックスやオメガなどのブランド時計について、メーカー以外の時計修理専門店も含めて比較したい場合には、詳細を確認しておきたいサービスといえます。
ただし、料金・納期・対応可能な部品などは時計のブランド、モデル、状態によって異なります。
掲載料金やサービス内容は変更される可能性もあるため、申し込み前には必ず最新情報を公式サイトで確認してください。